脇の多汗症を解消したい!腋の下に異常に発汗が多い場合の対処とは?

わき汗が多い汗の悩みの原因を探って、自分に合った解決方法をみつけていく当サイトに「脇の多汗症を治すには?」といった検索ワードで訪れてくれた方がいたようです。

この検索ワードだけでは、ハッキリ状態を把握することはできませんが、想像するに脇汗が最近になって異常に増えてきたことが心配なわけですね。

その他の症状を知ることはできませんが、検索ワード的にも脇のニオイといった悩みとは違うことがイメージできます。そこで今回は脇の多汗症、脇汗が異常に多い…という方に少しお話しておきます。

※合わせてこちらもどうぞ→多汗症を治す効果ための食生活とは?汗かき体質を食事で解消する!

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脇の多汗症の前に自然な発汗と異常な発汗とは?

医師のアドバイス当サイトでも何度も繰り返し、汗の仕組みを説明してきましたが、もう一度ここでおさらいしておきますね。やっぱり汗の根本的な必要性とか発汗の仕組みを知っておくことは、脇汗を解消する意味でもとっても大切なことなので。

基本的に発汗には目的があって、通常の発汗の多くは体温調節を目的としています。まあ言いかえれば体温調節機能ではない発汗の場合もあるといことですね。

参考までに紹介しておくと、エクリン腺という発汗を行なう汗腺から汗が排出するには大きく3つのパターンがあります。

先ほどの体温調節機能としての温熱性発汗、緊張したりストレスを感じた場合に心理的な部分が作用する精神性発汗、さらに激辛料理や香辛料たっぷりの食事によって発汗がおこる味覚性発汗といったもの。

もちろん、こういったエネルギーからの発汗はどれも自然な発汗です。目的があって汗が排出されるわけですから多少の発汗量が多いからと心配する必要はありませんね…むしろ発汗量が少ない方が問題ともいえます。

しかし一方で自然な発汗とはいえない発汗もあります。その場合は注意が必要です。

医師に相談すべき脇の異常な発汗

多汗症や汗かき体質の全体からみれば、稀なケースですが何らかの病気が原因の発汗というパターンもあるので、そういった場合は放置せずに早急に医師に相談すべきかもしれません。

で、どんな状態の発汗が異常な発汗かというと「ある日突然に発汗が激しくなった場合」や「体のある一部だけが異常に発汗する場合」といった感じ…こういった場合は何らかの病気が引き起こしている場合もあるので少し慎重に様子をみた方がよいでしょうね。

また自然な発汗と違い、何らかの他の諸症状もでているはずです。通常の病気が原因の発汗の場合は必ずなんらかの他の症状も同時に発症しているはずです。発汗ばかりに注目せずに他の症状や体調の変化を見つけてください。

中には甲状腺機能亢進症やバセドウ病といった、甲状腺ホルモンの異常によって過剰に代謝が活発化されて発汗が止まらないケース、副腎に腫瘍ができる褐色細胞腫のようなアドレナリンが過剰に分泌される病気によって交感神経が刺激され発汗量が急増するケースもあります。

この他にも何らかの病気が原因で自律神経のバランスが崩れてしまい急激に発汗の異常がおこるパターンもみられます。

…心当たりのある方は、一度専門医のいるクリックで検査を受けることも検討しておきましょう。

脇の多汗症、腋窩多汗症の原因と解消

ワキガ型多汗症とは?

では脇の多汗症、腋窩多汗症に話を戻します。

「脇の多汗症を解消したい」と検索されて当サイトにこられた方が、どちらのケースか分かりませんが、腋窩多汗症には大きく分けてワキガ型の多汗症と精神性発汗による多汗症が存在します。

前者のワキガ型多汗症は、いわゆるワキガのニオイを発する腋の下のアポクリン腺から発する発汗のこと。

エクリン腺からの発汗と違い、アポクリン腺からの発汗には体温調節機能等の目的はありません。腋の下を中心に乳輪やおへその周囲、外耳道、外陰部、肛門周辺にも存在するアポクリン腺から発汗される本来はフェロモン的な意味をもつ発汗です。

水分がほとんどのエクリン腺からの発汗と違い、アポクリン腺からの発汗には成分的にもタンパク質や脂質、脂肪酸、糖質、アンモニアの他にもちぎれた腺体細胞の一部も一緒に排出されます。

見た目にもエクリン腺の汗と違い、不透明で粘り気もあるのが特徴といわれています。

このワキガ型多汗かどうかを見分ける方法として、耳垢をチェックする方法が簡単だといわれています。耳垢が湿った状態で黄色い(飴色)の場合はワキガ型多汗の可能性が高いとされています。

※こちらのページで詳しく解説しています→エクリン腺とアポクリン腺 汗腺の違いを考える

ワキガ型多汗症を解消する

dna-163466_640このワキガ型多汗症の原因は単純にアポクリン腺の数が通常よりも多かったり活発なこと。

食生活や生活習慣だけでは根本的に解決することは難しいかもしれません。しかし生活を改善することで症状を抑えることは十分に可能です。

例えばミョウバン水や塩化アルミニウム液といった脇のニオイを抑える効果の高い液体を塗り込むことで、ある程度はワキガ型多汗特有のニオイはブロックできます。

また軽度のワキガ型多汗であれば、ロールオンタイプやスティック状のデオドラント剤や汗わきパッドを活用することで気になるニオイは概ねおさえることができるはずです。

これらの対策はニオイを抑えるといった一時的な効果以外に、二次的な効果も期待できます。ワキガ型多汗症の方の多くは自分でニオイを感じてしまい、それが引き金となってさらに発汗が促進される場合もあります。

何らかの対策によってニオイを抑えることで、ニオイの不安が解消されるために脇汗のトータル発汗量も抑えられるといわけです。

これらの方法で改善できない場合、ボツリヌス毒素を注射するボトックス注射によって一定期間の脇汗を抑える方法。

…またはアポクリン腺の除去手術によってワキガ型多汗症のニオイの元から取り除くといった選択肢も考えられます。(参考ページ ボトックス注射で汗をとめる!ボツリヌス菌による多汗症治療

精神性発汗による脇の多汗症とは?

このタイプの脇の多汗症は、通常はエクリン腺からの発汗が中心となります。

基本的に体温調節の温熱性発汗と同じように緊張やストレスによって急激に発汗する現象は自然な活動です。しかし緊張は興奮、ストレスが収まってもずっと発汗が止まらない場合、治療が必要な精神性発汗といえます。

多くの精神性発汗の原因は、その発汗自体が精神的不安や緊張の原因となってしまうために、負のスパイラルになってしまうことです。

…つまり発汗が心配なあまり交感神経が刺激されて発汗刺激がおこる、または過去の脇の多汗症を心配した結果、緊張状態となって交感神経が刺激されるといった具合…。

この精神性発汗は脇汗をはじめ手のひらや足裏を中心におこるのが一般的だといわれています。

精神性発汗による脇の多汗症を解消する

この精神性発汗からくる脇の多汗症は、アポクリン腺から排出されるワキガ型多汗症にくらべニオイの心配は少く、周囲の人間には気づかれづらいですが、あまりにも過剰な脇汗は脇の汗ジミにもなれば、何より不快なのは間違いありません。

とはいえ排出される汗腺がアポクリン腺のように限られた汗腺ではありません。当然ながら腋の下のエクリン腺を全て除去するなんて不可能というもの。主にボトックス注射で解消している方が多いようです。

また精神性発汗は精神的なセラピーでも解消効果が期待できます。ロゴセラピーや精神分析療法によって精神的な不安や緊張を取り除くことが根本的な治療につながります。

それ以外にも自律神経訓練法や呼吸法といった方法。

これらの目的は自律神経を整えることで交感神経を沈めて副交感神経を優位に切り替えることです。副交感神経が優位になれば発汗刺激も落ち着くために脇汗の発汗も徐々に改善されるといえるでしょう。

これら以外の脇の多汗症の場合

運動経験上、ここまで説明してきた脇の多汗症よりも、単純に生活環境による「脇の多汗症」が最も多いと感じます。

つまり年中エアコンの効いた室内で過ごすこと、運動不足によって発汗といえるほど汗をかかない、入浴は面倒なのでシャワーのみ…といった環境で全身のエクリン腺の機能はどんどん低下します。

エクリン腺の機能が低下することは汗をかきにくい体質になるということ。これは単純に発汗が減少するわけではありません。例えば発汗量が変わらない場合は限られた数少ないエクリン腺から排出されることを意味します。

つまり脇のエクリン腺が活発な状態であれば、全身から排出されるはずの行き場のなくなった汗が、まとまって腋の下のエクリン腺から排出されるわけです。

活動休止のエクリン腺をトレーニングして発汗を分散させる

つまりトータルの発汗量は変わらずとも、急激に脇の多汗状態に陥ってしまうわけですね。快適に過ごせる職場や住環境がじつはエクリン腺や発汗にとっては大きな障害になっているということ。

疑わしい方は、過剰にエアコンを使用せず、適度に有酸素運動を取り入れ、しっかりと発汗するまで半身浴や全身浴といった浴槽に浸かる入浴をおすすめします。

弱って休止したエクリン腺はトレーニングすることで復活します。全身のエクリン腺が活動を開始すれば発汗の偏りも減って、徐々に脇の多汗のも改善んされてくるはずです。

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