ボトックス注射で汗をとめる!ボツリヌス菌による多汗症治療

ボトックス注射多汗症治療や汗かき体質の解消を、真剣に考えた事のある人なら聞いた事のあるボトックス注射。

本来は顔面の筋肉の痙攣を治療するための方法として始まったボトックス注射ですが、シワの治療や小顔といったアンチエイジングに有効ということで美容業界では一般的な治療法とされています。

ボトックスの筋肉弛緩効果は多汗症治療にも効果があるということで、わき汗治療を始め汗腺除去手術と並び、一般的な治療法といわれています。

今回は多汗症治療でのボトックス注射のメリットやデメリットを考えてみましょう。

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ボトックス注意の成分と効果とは?

ボトックス注射とは、分かりやすく言えばボツリヌス菌(ボツリヌス毒素A)によって交感神経の発汗刺激を抑えることで汗をとめる方法です。

少し難しい話になってしまいますが、クロストリジウム属菌のA型毒素という成分が体内に注入されると、発汗を伝達する働きのあるアセチルコリンという物質の分泌を阻害して発汗が抑制されます。

そもそも人間の運動には自己の意志に基づく随意運動とよばれるもの、そして自己の意志とは関係なく行われる運動の不随意運動といった2つの運動があります。

そこでボトックス注射によって交感神経にはたらきかけ、アセチルコリンの分泌を阻害することで発汗刺激を伝達させずに不随意運動を抑制するわけです。

ボツリヌス毒素とよばれるだけあって、簡単にいってしまえば一過性の麻痺を起こして筋肉や発汗といった自然な活動を止めてしまう方法といえます。

ボトックス注射のメリット

では多汗症や汗かき体質を解消するためのボトックス注射のポイント、そしてメリットやデメリットについて少し突っ込んで考えてみましょう。

まずボトックス注射のメリットです。

多汗症治療、主にわき汗や手汗の治療に用いられることの多いボトックス注射ですが、最大のメリットは即効性が高く100%ではありませんが、概ね7~8割の方に効果があることです。

ボトックス注射をした途端、嘘のようにわき汗や手汗がとまってしまう方も多く、定期的に注射を続けている方も少なくありません。

またアポクリン腺やエクリン腺の除去手術に比べると、傷痕も残らず、手術のよるリスクも少ない、そして費用的にも手術より手軽に試せることがメリットともいえます。

ボトックス注射は精神性発汗の治療に効果が大きい

またアポクリン腺が原因のワキガ型多汗症の場合は、アポクリン腺の除去手術によって劇的に解消されるケースも多いですが、精神性発汗による多汗症の場合は原因はエクリン腺です。

残念ながらアポクリン腺とは範囲も数も違うため、完全に除去手術で取り除くことは困難だともいわれています。

もしエクリン腺の除去が中途半端な場合、代償性発汗によって残された汗腺から大量に発汗されてしまいます。

そのため汗腺除去よりも効率よく多汗症を治療できると考えられています。もちろんアポクリン腺からの多汗症という場合でも発汗そのものが抑制されるために、十分に効果があります。

ボトックス注射のデメリット

食中毒の原因や非常に高い毒性と聞くと、なんだか注射しても大丈夫なのか…と心配なさる方も多いかと思いますが、完全に無毒化されていますので、体に有毒ではありません。

もちろん注射したことでなんらかの麻痺が残る…うや命にかかわる…といった危険な面はありません。そもそも一過性の麻痺を起こすのがボトックス注射の特徴です。

しかし考え方によっては、ボトックス注射の一過性の効果がデメリットといってもよいかもしれません。一過性ということで、一定の期間しか効果がみられないわけですね。

平均で半年間といわれるボトックス注射の効果

効果の持続例えばわき汗治療のためにボトックス注射を注入した場合、平均で約半年程度で効果がきれてくるといわれています。

もちろん個人差もあるので早い人であれば3ヶ月、効果の長い方だと1年程度は発汗を抑えることが可能ということです。

つまり永続的に効果があるわけではありません。よってボトックス注射のみで多汗症や汗かき体質を治療するためには定期的に注射する必要があるわけです。

しかし注射によって多汗が抑えられた状態で精神的に余裕が生まれ、効果が切れても多汗や汗かき体質が軽減される人もい多いといわれています。

また痛みも不安な部分ですね。

クリニックにもよりますが、しっかりと麻酔テープ等で麻酔したから注射しますが、予想以上に痛かった…といった意見もみかけます。

注射する場所が大きく関係してきますが、こういった痛みや不安はデメリットといえるかもしれません。

ワキガ型多汗症はアポクリン腺除去が有効

このように多汗症治療に効果のあるボトックス注射ですが、確実にアポクリン腺からの発汗によるワキガ臭で悩んでいる。それも軽度でなく重度。

そういった場合はボトックス注射よりもアポクリン腺の除去手術を施術してしまった方が間違いありません。

もちろんボトックス注射によってある程度の発汗は抑制できますが、ボトックス注射には有効な期間もある上、若干の発汗もあります。

アポクリン腺からの発汗の場合、発汗量が減ったといって悩みの中心的なニオイを完璧に防ぐことは難しいといえます。ですのでアポクリン腺の除去を行った方が効果は間違いありません。

ただしわき汗の施術であればワキの下に傷痕は残ること、費用もそれなりにかかってしまう事を覚悟しておきましょう。

そもそもボツリヌス菌とは?

ボトックス注射の主成分であるボツリヌス菌毒素とはどんなものなのでしょうか?

このボツリヌス菌とは食中毒の原因のひとつともいわれる、非常に危険で毒性の高い毒素といわれています。

その毒性からかつては生物兵器として研究されたこともあるほどで、殺人兵器としてテロリストが保有しているケースもあるといった側面も持っています。

しかし、その毒性も正しい方法で使用すれば医療用、医薬品として様々な疾患の治療に効果のある性質もあり、現在では様々な病気で利用されています。

国内でも1,996年以降、眼瞼痙攣(まぶたの痙攣)や顔面痙攣といった症状の治療にもボトックス注射が利用され効果を証明しています。

またシワやたるみの改善に効果があるとされ美容業界でも一般的となってきましたが、本来は斜視、痙性斜頸、眼瞼痙攣、上肢痙縮、多汗症といった治療法に用いられることが多いものです。

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