年齢と多汗の関係 加齢による多汗と女性ホルモンによる多汗

大自然で汗をかく若い頃は多汗や汗かき体質でひどかったのに、ここ数年なんだか発汗量が減った気がする…という方もいれば、年々、汗かき体質になってきた…なんて方もいます。

同じ加齢によって汗が出なくなる人もいれば、汗かき体質になる人もいる…なんだか不思議な気がしますが、実は原因は同じだったりするものです。

一般的には加齢によって体温調節を中心におこなうエクリン腺の機能も低下するために汗をかきづらい体質になるといわれていますが実際にはどうなのでしょうか?

そこで、今回は加齢と多汗について少し詳しくお話しておきます。

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どちらも原因はエクリン腺の機能低下

高齢になるにつれ、多汗症・汗かき体質に悩まれる方もいる一方で、汗がでなくて心配…という正反対の方も少くありません。

しかし、じつはこの2つの症状は同じ原因から起こっているといわれています。どちらもエクリン腺の機能が低下したことから起こるものだといわれています。

高齢になるとエクリン腺の機能が低下し発汗できない

そもそも体温調節のための汗腺ともいえるエクリン腺は高齢になるほど汗腺としての機能が低下するために汗をかきづらくなるものです。

例えば夏になると、高齢者が自宅内で熱中症にかかって命を落としてしまうようなニュースが頻繁にありますが、これも高齢者のエクリン腺の機能が低下していることが深く関係しているのです。

高齢になってエクリン腺の機能が低下し汗をかきづらくなった状態ですと、自宅の温度が上昇し、本人が熱中症になったことにも気がつきづらいわけです。

そもそも通常なら発汗して温度調節を行い体温を下げるわけですが、体温調節の機能ができない状態です。また発汗作用は暑いことを教えてくれる意味も持っています。

高齢で温度や外気の環境にも鈍感になった状態で、さらに発汗によるサインもない状態です。そのために知らずに脱水症状に陥り熱中症が進行してしまい…。

つまり高齢によるエクリン腺の機能低下は、場合によっては命に関わる深刻な事故につながることもあるとういうことなんです。

高齢になって急に多汗症・汗かき体質になった場合

では反対に加齢によって多汗症や汗かき体質になってしまった!という方はなんで発汗が増えてしまったのでしょうか?

これもエクリン腺の機能低下が深く関係しています。全身に200万~500万ほどあるエクリン腺の中でも、能動汗腺とよばれるじっさいに発汗活動している汗腺は約半数といわれています。

この能動汗腺が加齢によって徐々に現象し、発汗することのない休眠状態になるわけです。

その場合、体から発汗されるトータルの発汗量は基本的に変わりませんから行き場のなくなった汗は他の部位から発汗されます。

ちなみにこのような代わりの部位からの発汗を医学的には、代償性発汗とよびます。

この代償性発汗が顔や頭皮、ワキの下といった上半身に集中した場合、加齢によってエクリン腺の機能は低下したにもかかわらず、発汗量が増えたと錯覚してしまうケースが多いようです。

これまで全身から発汗されていた汗が、局所的に集中して発汗されてしまうために、錯覚してしまうのは仕方のないことかもしれません。

女性ホルモンと多汗の関係

女性このように年齢的にエクリン腺の機能が低下することで、汗かき体質や多汗になる方がいる一方で、逆に汗をかきづらくなる方もでてくる理由がわかってもらえたかと思います。

ただし女性の場合、少し状況が違ってくるケースもあります。

女性の場合、更年期になると女性ホルモンの関係で多汗症や汗かき体質になってくる方が多いといわれています。

そもそもエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンは発汗をおさえる働きがあります。その反対に男性ホルモンは発汗させる働きがあります。

したがって更年期に入り女性ホルモンが低下してしまうと男性ホルモンが優位な状態がキープされてしまい、更年期前よりもずっと汗をかきやすくなってしまうわけです。

よく更年期にみられるホットフラッシュという症状(ほてり・のぼせ)もこの女性ホルモン低下が原因だといえます。

この女性ホルモンで発汗量が増えたこと、さらには下半身の汗腺機能も低下して休眠状態になり発汗が上半身に集中してみられるためにほてりやのぼせといった症状として感じられるといわれていますね。

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